ピコパス 導入ガイド

導入構成、相談の進め方、セキュリティ、FAQをまとめて確認できます。

導入構成と進め方

ここでは、どの構成で始めるか、どこから切り出して始められるか、どこまで相談できるかをまとめて確認できます。

最初に決めるのはこの3つです

分岐や特典をすべて決め切ってからでなくても、まずは「目的」「主な導線」「見たいこと」の3点があれば、導入の切り出し方を整理しやすくなります。

1. 目的
まず何を試したいか、何を確かめたいかを決めます。
回遊促進、立ち寄り機会の創出、実証判断など、施策の主目的を先に置きます。
2. 主な導線
どこから始めて、どこを通り、どこで特典や確認が入るかを決めます。
紙導線や既存案内を残すのか、数地点だけをデジタル化するのかもこの段階で整理します。
3. 見たいこと
開始数、到達率、離脱地点、ルート分析、特典利用傾向など、何を見返したいかを決めます。
ここで決めた内容が、導入構成や現場導線の組み方につながります。

逆に言うと、この3点があれば、細かな分岐や演出は初回相談の中で段階的に詰められます。

まずはこのように始められます

全体を一度に入れ替える前提ではなく、既存施策に重ねる、一部エリアから始める、一機能から切り出すといった単位でも導入できます。

既存施策に重ねて始める
既存のスタンプラリーや周遊マップはそのまま活かし、数地点だけにスマートパスのチェックイン導線を重ねる始め方です。
既存導線は残したまま、必要な地点だけを追加し、開始数、地点ごとの到達率、離脱しやすい場所、特典利用率を見えるようにできます。
1エリア・1テーマから始める
観光客の回遊や立ち寄りに偏りが出やすいエリアやテーマを1つ選び、小規模な回遊施策として試す始め方です。
対象範囲を絞って導入し、主要な遷移、時間帯ごとの行動傾向、どの導線が選ばれやすかったかを見ながら、次の展開を考える前提で試しやすくなります。
1機能から始める
チェックインは既存の案内や紙導線を活かしつつ、特典引換、入場確認、利用確認など一部機能だけを先にスマートパスで扱う始め方です。
参加者の導線を増やしすぎずに必要な機能だけを追加し、特典取得数、引換率、引換地点別の利用傾向を把握しやすくできます。

こうした小規模な構成から始め、必要に応じて分岐、体験画面、対象地点の拡張へ段階的に広げられます。

導入構成

A: 単体利用
Webベースのスマートパスを主画面として使い、進行の閲覧、スキャン、実行を行う構成です。
既存の周遊マップや観光案内と組み合わせて利用できます。
B: 体験画面付き
企画専用の体験画面(体験UIを含むインタラクティブなWebアプリ)を追加し、その画面の中で進捗・情報・演出を表現しながら、スマートパス機能も利用できます。
C: 既存基盤への組み込み
企画側で用意したサイト、アプリ、ARなどを主画面として使い、その中にスマートパス機能を組み込む形です。クロスメディア展開や既存基盤を活かす案件に向けて、案件ごとに個別に検討します。

役割分担

企画の芯やクリエイティブの方向性は企画側で持ちながら、当社は共通の仕組み、シナリオ設定、導入設計、計測設計、体験画面への組み込みを担う形で進められます。

ワンストップでの導入支援に加え、企画・制作会社が企画やデザインを担い、当社が組み込みや体験制御を担う分業型にも対応しています。

相談できる支援範囲

導入設計、運用設計、専用体験画面、告知LP、申込導線、既存サイトや既存アプリへの組み込みまで、案件に応じてご相談いただけます。

複数企画での共通運用、汎用型スマートパスの構成、既存基盤との連携も含めて、何をどこまで依頼するかを個別に整理しています。

相談の始め方

相談内容が固まりきっていなくても、まずは目的、主な導線、見たいことの3点を整理するところから一緒に進められます。

何を見たいかから相談する
改善、継続判断、実証判断など、まず何を把握したいかを整理するところから始められます。
今ある施策を活かせるかから相談する
既存の周遊施策、紙導線、特典企画をどこまで活かせるかを整理しながら、導入の切り出し方を一緒に決められます。
企画の芯や表現の方向性から相談する
企画の芯やクリエイティブの方向性がある段階から、導入構成、体験画面、運用まで一緒に組み立てられます。

ピコパスを説明するときの要点

このセクションでは、導入判断の前提として押さえたい要点だけを短くまとめています。 仕組みや導入構成の詳細を見る前に、まずは「何が違うか」「何が残るか」「どう始められるか」の3点で共有すると伝わりやすくなります。

何が違うか
地点を回るだけでなく、選択や条件を持つ体験として設計できます。
何が残るか
完了率だけでなく、どのルートが多かったか、どこで離脱しやすいか、特典利用がどこで多かったかを見返しやすくなります。
どう始められるか
全体導入だけでなく、既存施策に重ねる、一部エリアから始める、一機能から始める形でも進められます。

こういう案件に向いています

ピコパスは、選択や条件を持つ体験を設計し、その進行を記録として残したい案件に向いています。
一方で、単純な参加数集計だけで十分な案件では、構成を軽くした方がよい場合もあります。

向いている案件

  • 分岐、条件、段階解放などを含む体験をつくりたい
  • 体験の見せ方や進行演出まで含めて設計したい
  • 到達率、離脱地点、回遊パターンも見返したい
  • 特典、入場、引換などを進行の流れと一緒に扱いたい
  • 既存施策に重ねながら、小さく始めて広げたい
  • 継続判断や実証判断に使える記録を残したい

期待値を調整したい案件

  • 参加数や達成数だけ分かれば十分
  • 分岐や条件を持たない単純なスタンプ収集で足りる
  • 現場導線や権利利用を分けたままで問題ない
  • 企画、運用、記録を一体で設計する必要がない
  • 導入後に見返したい指標がまだ決まっていない

迷う場合でも、まずは既存施策に重ねる、一部エリアから始める、一機能から切り出す形で整理できます。

プライバシーとデータの取り扱い

ピコパスは、企画参加に必要な範囲に限って参加記録や権利情報を扱えるよう、擬似匿名・期間限定・目的限定の考え方を前提に設計しています。

擬似匿名での企画参加
  • ピコパスの利用開始にはSNSログインを用います。現在のベータ版ではGoogleログインに対応しており、その他のSNS対応は今後追加予定です。
  • 企画参加時には、企画提供事業者ごとに擬似匿名識別子を発行し、参加状況を管理します。事業者ごとに識別子を分けることで、企画運営に必要な管理性とプライバシーを保ちながら、氏名・住所・電話番号などの追加情報を通常は取得せずに運用できます
  • メールアドレス等との紐づけは、将来的なオプトイン機能として検討中(ベータ版では非対応)
期間限定・目的限定
  • 企画期間が終われば、そのスマートパスは役割を終える設計です
    ※ユーザーの同意を前提に、後続企画で再利用する設計も可能です
  • 利用目的を「当該企画内の行動記録」に限定しやすく、同意やポリシーを整理しやすい設計です
集計・共有・活用範囲
  • 取得した記録は、開始数、完走率、離脱地点、分岐選択率など、当該企画の改善や報告に必要な範囲で集計します
  • ベータ版では、誰に何をどの粒度で共有するかを、案件の目的や運営体制に応じて整理します
  • 主催者や関係事業者が改善や報告に使う集計の持ち方、二次利用の前提や提供方法も、案件ごとに整理します
不正利用・使い回しの抑止
  • 短寿命・ワンタイムQRにも対応できます (動的NFCを利用した施策も検討中)
  • 利用回数、時間帯、場所などの条件で制御できます
  • 不正があっても、実行ログから事後確認や是正につなげられます

通信が不安定な場所での運用やエラー時の手順も含め、ベータ版では導入設計とあわせて検証を進めます。

よくある質問

スタンプの収集にとどまらず、シナリオと進行データによって体験全体を制御できる点が最大の違いです。分岐や段階解放を含むクエスト型の体験を構築でき、特典(権利)の付与から現地での利用までを同じ仕組みで一元管理できます。

違いを短く整理した説明するときの要点と、共有しやすい概要ページもあわせてご覧ください。

導入の進め方を含めてご相談いただけます

仕組みや運用の確認を踏まえて、先行導入・実証実験・共同企画をどう始めるか、導入構成、計測設計、現場運用の整理まで一緒に進められます。

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